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共にめざそう!FP3級
〜ライフプランニングと資金計画編〜
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2003/12/30号 No.0101
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皆さんこんにちは!ヨッシーです。
今年も残すところあと2日。
皆さんは大掃除済ませましたか?
私はまだ残ってます。でもいろいろ忙しくて。
大晦日までには何とか掃除をして、綺麗な状態で新年を迎えた
いものです。
今年のメルマは今号で最後となります。来年もよろしくお願い
致します。
それでは、皆さん、良いお年を!!
【今日のお題】
●”金融商品のリスクとリターン”
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【今日の問題】
金融商品のリスクとリターンに関する次の記述のうち、誤っ
ているものはどれか。
1)株式はハイリスク・ハイリターン型の代表的商品であるの
で、保有資産の大部分を株式に集中することは避けた方が
良い。
2)投資信託はすべて証券投資の専門家が運用を行うので、利
回りは多少変動するが、元本は保証されており、安全性が
高い商品である。
3)先物予約付外貨預金は、払戻し時の円貨レートが先物市場
であらかじめ決められるため、実質利回りが確定し為替リ
スクをヘッジできる半面、為替差益を獲得する機会を放棄
することになる。
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【解答】2)
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【解説】
1)正しい。記述のとおり、株式はハイリスク・ハイリターン
型の代表的商品であるので、保有資産を株式に集中投資す
ることは、避けたほうが適切である。
2)誤り。投資信託は、証券投資の専門家により運用されてい
るが、元本の保証はなく、ノーリスク商品ではない。また、
投資信託は運用会社の実績によって、利回り(パフォーマ
ンス)にもかなりの差が出てくるので、その購入にあたっ
ては、運用会社の選択がポイントの一つになる。
3)正しい。先物相場は、内外金利差や為替相場の見とおしな
どを反映して決まるので、外貨預金金利が円預金金利を大
幅に上回っていても、実質利回りは円預金金利と大差がな
くなる。これは金利の高い通貨の場合は、適用される先物
為替レートが低く設定されているという相場体系メカニズ
ムが働くからである。したがって、先物予約付外貨預金は、
実質利回りが確定し為替リスクをヘッジできる半面、将来
得られるであろう為替差益を放棄することにもなり、外貨
預金本来の妙味も薄れるといえる。
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【次回の予告】
”ポートフォリオ組成の基本的な考え方”について
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それではまた!
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