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共にめざそう!FP3級
〜ライフプランニングと資金計画編〜
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2003/04/14号 No.0050
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皆さんこんにちは!ヨッシーです。
近所の桜は完全に散ってしまいました。花見をする暇がなかっ
た・・・皆さんは花見をしましたか?
【今日のお題】
●生命保険料の経理処理(1)
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【今日の問題】
使用人を被保険者として、個人事業主が支払った養老保険の
保険料の経理処理に関する次の記述のうち、正しいものはどれ
か。
1)死亡保険金、生存保険金ともに個人事業主が受け取る場合
は、事業主が自分のために契約しているものとみなされ、
事業主自身の保険料と一緒に生命保険料控除の対象になる。
2)死亡保険金、生存保険金ともに使用人またはその遺族が受
取人である場合、必要経費に参入されるが、勘定科目は使
用人に対する給与になる。
3)死亡保険金の受取人が使用人の遺族、生存保険金の受取人
が事業主である保険契約で特定の使用人のみを対象に加入
している場合は全額が資産計上される。
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【解答】2)
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【解説】
1)誤り。事業主を被保険者として支払った保険料は事業に直
接関与しない費用として、生命保険料控除の対象になるが、
被保険者が従業員の場合は、保険期間の満了、契約の失効、
解約の時まで資産に計上する。
2)正しい。経理処理で事業経営の収支勘定では必要経費にな
るが、この契約形態の保険料は従業員にとって給与とみな
される。
3)誤り。この契約形態の場合は、法人契約の場合と同様に普
遍的加入などの要件を満たせば保険料の2分の1が必要経
費(福利厚生費)、2分の1が資産計上される。
ただし、特定の使用人のみ加入のときは、2分の1が給与、
2分の1が資産計上される。
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【次回の予告】
”生命保険料の経理処理(2)”について
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それではまた!
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