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共にめざそう!FP3級
〜ライフプランニングと資金計画編〜
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2003/12/04号 No.0093
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皆さんこんにちは!ヨッシーです。
最近めっきり寒くなってきましたね。風邪には気をつけましょ
う。ちなみに私は冬は寒くてあまり好きではないです。。。
今日のお題ですが、「株式累積投資制度」に変更させていただ
きます。
【今日のお題】
●”株式累積投資制度”
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株式累積投資制度は、複数の投資家の資金を集めて、特定の
株式を毎月一定日に買い付ける制度で、おもな仕組みは以下の
通りである。
@ 投資対象になる銘柄は、証券取引所上場銘柄などの中から、
各証券会社が選定し、顧客は、このなかから買付銘柄を選
択する。
A 顧客は、買付代金として、毎月、1銘柄につき1回当たり
1万円以上100万円未満(1万円以上の単位については、
取扱証券会社により異なる)の金額を一定の払込締切日ま
でに、MMF、中期国債ファンドなどからの自動入金や銀
行預金・郵便貯金口座からの自動引き落とし、給与天引き
などの方法を選択し、入金する。
B 入金を受けた証券会社は、同一の払込締切日に複数の顧客
から入金された同一銘柄の買付代金を合算の上、一定の日
の寄付価格により買付を行う。
C 買い付けた株式は、各顧客がその入金額に応じて共有し、
株券は証券会社が寄託を受けた他の株券と混蔵保管される。
D 配当金は計算上、その共有持分に応じて顧客に配分される
が、現実に交付されることなく、自動的に次回買付代金に
充当される。また、株式分割が行われた時も、その権利は
持株数に応じて配分される。
E 1銘柄当たりの1顧客の共有持分が単元株数に達した場合
は、株式累積投資専用口座から当該顧客の保護預り口座に
移管する。
F 顧客は、1銘柄当たりの共有持分が単元株数に満たない場
合も、この共有持分を随時、口座を開設した証券会社に対
し売却することができる。この場合の売却価格は売却を申
し出た日の翌営業日の所定の証券取引所などにおける寄付
価格から手数料相当額を控除した金額になる。
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【今日の問題】
株式累積投資制度に関する次の記述のうち、誤っているもの
はどれか。
1)株式累積投資制度により購入した株式は、1単元にならな
くても、いつでも売却することができる。
2)株式累積投資制度により購入した株式の配当金は、直接現
金で受け取ることができる。
3)顧客は原則として、毎月、1銘柄につき1回当たり1万円
以上100万円未満で継続的に買いつける。
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【解答】2)
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【解説】
1)正しい。
2)誤り。配当金は計算上、その共有持分に応じて顧客に配分
されるが、現実に顧客に交付されることはなく、自動的に
次回買付代金に充当される。
3)正しい。
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【次回の予告】
”株価指標”について
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それではまた!
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