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共にめざそう！FP２級
〜金融資産運用〜
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2005/10/27号 No.0121
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=== 目次 ===============================================
・本日のお題：”金融商品の収益等の所得区分”
・今日の一冊
・ホームページ”０歳からのマネープラン”の更新情報
・編集後記
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=== 本日のお題：金融商品の収益等の所得区分 =============
【ポイント】
利子所得とは、公社債および預貯金の利子、ならびに合同運
用信託および公社債投資信託の収益の分配などに係る所得をい
い、通常いわれている利子よりその範囲は狭い。
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【今日の問題】
金融商品から得られる収益等に対する課税に関する次の記述
のうち、正しいものはどれか。
１）株式の配当金は利子所得であり、１銘柄１回に受け取る金
額が５万円（年１回の決算の場合は１０万円）以下の場合
は２０％の源泉分離課税扱いとなる。
２）貸付信託の収益分配金は、利子所得として２０％の源泉分
離課税扱いとなる。
３）保険期間が５年以内の一時払養老保険は、満期金支払いの
際、受取保険金等から保険料の支払い総額を控除した残額
について、利子所得として２０％の源泉分離課税扱いとな
る。
４）割引債の償還差益は、利子所得として１８％の源泉分離課
税扱いとなる。
以上
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【解答】２）
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【解説】
１）誤り。利子所得ではなく配当所得である。配当所得とは、
法人から受ける利益の配当、剰余金の分配、基金利息およ
び公社債投資信託以外の証券投資信託の収益の分配にかか
る所得をいう。なお、平成１５年度税制改正により、平成
１５年４月１日以後に支払いを受ける上場株式等の配当等
については、１回の支払金額に係る適応上限額がなくなり、
すべて申告不要を選択することができる。
２）正しい。
３）誤り。利子所得ではなく一時所得である。ただし、一時所
得であっても、この場合は２０％の一律源泉分離課税にな
る。
４）誤り。利子所得ではなく雑所得となる。
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【次回の予告】
”金融類似商品の課税関係”について
=== 今日の一冊 =========================================
★この3年が投資信託の勝負どき―長期保有型投信こそ財産づくりの本命だ
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↑前回にも取り上げた「さわかみファンド」を運用・販売して
いる、さわかみ投信株式会社の代表取締役である澤上篤人さ
んの本の紹介です。
この本はＩＴバブルがはじけた2000年の9月に出版されたもの
ですが、日経平均株価は2003年の4月に底値をつけ、それから
今日までの2年半の間、順調（？）に上昇を続けています。そ
う意味では澤上さんの言われるとおり、出版してから3年間が
投資信託の買い時だったのかもしれません。
しかし、この本では、いつが買いどき、今が買いどきという
ことに特に触れているわけではなく、どこの国の経済も長期
では右肩上がり成長しているのだから、財産作りのためには、
株式・投資信託の長期保有（バイ・アンド・ホールド）が必
要であるということを説いています。
また本書では、今まで（今も？）の日本の投信ビジネスの実
体や日本の株式投資・市場の実体・裏話といったものも取り
上げられており、証券会社（および営業マン）に頼るのでは
なく、自己責任の元で参加することの重要さを認識できると
ともに、国の経済・景気変動の仕組みが多くの図と平易な言
葉による説明で大変わかりやすく理解できることと思います。
今まで預貯金や保険しかやったことがないという人に、投資
信託を始める云々とは別に、長期投資の効果・必要性や経済
の大雑把な仕組みを理解するのに、ぜひともおすすめしたい
一冊です。
★あなたも「長期投資家」になろう!
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★さわかみ投信株式会社のホームページはこちら
http://www.sawakami.co.jp
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=== ホームページ”０歳からのマネープラン”更新情報 =====
★２５日：「ＦＰまきこが解説！ＦＰ２級の例題・解答集」に
係数表を使った計算問題を追加しました。ＦＰまきこさんが自
身の受験経験より問題を選りすぐって掲載していきますので、
皆さん、アクセスの程、お願いいたします。
アクセスは、以下のＵＲＬより
http://planfrom0.fc2web.com/qualification/index.html
★２５日：「スイーツ・菓子の売れ筋商品」の「ヨッシーの勝
手にランキング」にチーズケーキを追加しました。
今回掲載のチーズケーキは絶対おすすめ！！なんと言っても、
ワンホール（18cm）がたったの５００円！
詳しくは、以下のページから。
http://planfrom0.fc2web.com/recommend/food.html
★その他、いろいろな情報を更新しています（更新内容が多い
ので全てをこのメールでご紹介できません）。
詳しくは下記トップページよりアクセスしてください。
http://planfrom0.fc2web.com/
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=== 編集後記 ===========================================
秋といえば、皆さんは何を思い浮かべますか。私はもっぱら
食欲の秋と運動の秋ですかね。そして忘れてならないのが、
「紅葉狩り」。昔は車で遠出して紅葉がきれいな露天風呂に入
りに行ったものです。今年も愛知県内で有名な「香嵐渓」に行
こうと思っています。もちろん、自転車で。自転車だと大変、
というイメージをもたれるかもしれませんが、観光地などに行
く場合には、渋滞と無縁なんで、結構気分爽快なもんですよ。
ところで、皆さんは、紅葉狩りの語源、知ってますか？
「紅葉狩り」という言葉は万葉集にも出てくるそうで、1200年
以上前、奈良時代にすでに存在していたことになります。
もともと「狩り」という言葉は、けものを捕まえる狭い意味で
使われていましたが、それが野鳥・ウサギなどの小動物に広が
り、果物などを採ったり（いちご狩り、キノコ狩りなど）、草
花をながめたりすることにも使われるようになったようです。
狩猟をしない貴族があらわれたとき、自然を愛でることを狩り
に例えたという説もあります。
★ご意見・ご要望・ご質問などどんな些細なことでも結構です
のでメール下さい！可能な限りお返事致します。
取り上げて欲しい問題などもお待ちしております。
ご連絡は < ysm_isp@infoseek.jp >
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