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共にめざそう!FP3級
〜ライフプランニングと資金計画編〜
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2003/08/26号 No.0076
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皆さんこんにちは!ヨッシーです。
天気予報を聞いていると、秋雨前線が云々とか言ってません?
まだ8月だというのに・・・
【今日のお題】
●”債券相場の変動要因”
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【今日の問題】
債券相場とその一般的な変動要因に関する次の記述のうち、
誤っているものはどれか。
1)景気が悪くなれば、日銀は金利を引き下げ景気を刺激しよ
うとするので、債券相場にとってはマイナス要因になる。
2)将来の円高が見込まれれば、海外資金が国内債券市場に流
入し、国内金利低下要因になることから、債券相場は上昇
する。
3)海外金利の低下は、国内債券市場への資金流入につながる
ことから、債券相場は上昇する。
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【解答】1)
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【解説】
1)誤り。債券相場が変動する要因は種々あるが、とくに注目
すべき項目は、景気動向、物価、為替、金融政策、海外金
利、債権の需給関係などである。そのなかで景気動向につ
いては、景気が悪化傾向にある場合は、景気を刺激する意
味で日銀は金利を引き下げようとすることから金利低下
(=債券価格の上昇)をもたらすことになり、債券相場に
とってはプラス要因になる。
2)正しい。円高は輸入価格を低下させ、国内物価の安定化に
つながると同時に、海外の資金が為替差益を期待し、国内
債券市場に流入してくることから、債券需給が引き締まり、
金利低下要因(債券価格の上昇)になる。国内物価が上昇
し、インフレ抑制のために金利の上昇につながる。
3)正しい。また海外金利の低下は円高要因になり、海外と日
本の金利格差の縮小から国内債券市場への資金流入につな
がるため、債券相場は上昇する。
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【次回の予告】
”ヒット”について
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それではまた!
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