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共にめざそう!FP3級
〜ライフプランニングと資金計画編〜
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2003/07/22号 No.0069
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皆さんこんにちは!ヨッシーです。
19〜21日までの3連休では、
九州地方で大雨が降って、多数の死者を出しました。ご冥福を
お祈り致します。
【今日のお題】
●経営者のリスク・マネジメント
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終身保険は、役員保険として最も適切な保険といえる。生涯
保証であるため、勇退時に保険を名義変更のうえ退職金の一部
として受け取り、相続税の納税資金の充当することにより、経
営者の相続対策になる。
また、会社の業績が悪いときは、貯蓄性が高い商品であるこ
とから、相当額の契約者貸付金を受けることもできるので、資
金面でもメリットがある。
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【今日の問題】
経営者のリスク・マネジメントに関する次の記述のうち、誤
っているものはどれか。
1)経営者が万一の場合、事業承継として後継者に自社株を円
滑に移転するためには、自社株を含めた経営者の財産にか
かる相続税の納税資金の万全な準備が必要になり、その対
策資金の1つとして死亡退職金と弔慰金が活用できる。
2)経営者に、後継者と考えている長男のほか、次男、長女が
いる場合、遺産分割でトラブルが生じる危険性があり、も
し自社株を等分に分割すれば経営権の問題が生じてしまう
ため、遺産争いを防ぐために、長男には自社株を、次男と
長女には生命保険を活用し、生命保険金を分割財産として
渡すことを検討している。
3)経営者の勇退時に、保険を名義変更のうえ退職金の一部と
して受けとり、相続時に納税資金に充当できるよう、相続
対策として終身保険が適当と考えているが、保険料を損金
として扱えるので、節税対策としても有効である。
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【解答】3)
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【解説】
1)正しい。
2)正しい。
3)誤り。保険料を損金として扱うことはできないので、節税
対策にはならない。
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【次回の予告】
”生命保険への加入形態”について
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それではまた!
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