当サイトでは、ファイナンシャル・プランナー(FP3級)の例題を紹介。
無料メルマガ『共にめざそう!FP3級』で配信した情報を掲載。
- メルマガ「共にめざそう!FP3級」とは?!
- FP3級の技能検定合格を目指すべく、過去問題・例題にそれらの解答・解説も付け加えるなど出題範囲ごとに配信しているメルマガです
その他、FP技能士/ファイナンシャルプランナーの試験対策に
必須の参考書はこちら
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
共にめざそう!FP3級
〜ライフプランニングと資金計画編〜
--------------------------------------------------------
2003/07/13号 No.0066
--------------------------------------------------------
皆さんこんにちは!ヨッシーです。
東京の電力不足問題も解決の方向へ。。。
でも、節電は心がけましょう!!
【今日のお題】
●損害保険料の経理処理
--------------------------------------------------------
【今日の問題】
損害保険料の経理処理に関する次の記述のうち、誤っている
ものはどれか。
1)契約者が法人、特定の役員を被保険者、保険金受取人を被
保険者の遺族とした保険期間5年(年払い)の積立普通傷害
保険を契約した。初年度の年払保険料のうち積立保険料を
資産に計上し、その他保険料部分は被保険者の給与として
処理した。
2)契約者・保険金受取人が法人、全従業員を被保険者とした
保険期間1年の普通傷害保険を契約した。1年分の保険料全
額を支払保険料として損金処理した。
3)個人事業主が自宅兼店舗である建物に掛捨ての火災保険
(保険期間1年、年払い)を契約した。その年払保険料全額
を必要経費とした。
--------------------------------------------------------
【解答】3)
--------------------------------------------------------
【解説】
1)正しい。積立てタイプの保険については、積立保険料部分
は満期日まで資産に計上され、その他の保険料部分は通常
損金とされる。ただし、満期返戻金以外の保険金の受取人
が被保険者などの場合で、特定の役員のみを対象とするの
であれば、その他の保険料部分は、その役員に対する給与
とされる。
2)正しい。
3)誤り。個人事業主が契約した損害保険が業務に関するもの
であれば、その損害保険料は必要経費に算入される。ただ
し、家事上の経費およびこれに関する経費は必要経費に算
入されない。つまり店舗部分の火災保険料は必要経費にな
るが、自宅部分は必要経費ではなく、所得控除である損害
保険料控除の対象になる。
--------------------------------------------------------
【次回の予告】
”個人事業主・個人店主のリスク”について
--------------------------------------------------------
このメールマガジンに関するご意見・ご質問は、
ysm_isp@infoseek.jp
までご連絡ください。
それではまた!
|