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共にめざそう!FP3級
〜ライフプランニングと資金計画編〜
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2003/06/19号 No.0061
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皆さんこんにちは!ヨッシーです。
台風6号は日本海側に抜けたんですね。
それにしても今年は夏前なのに日本に来る台風が多い気が・・・
【今日のお題】
●積立保険の満期返戻金等と税金
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【今日の問題】
積立保険の満期返戻金・配当金の税務に関する次の記述のう
ち、正しいものはどれか。
1)A氏(個人)が契約者(保険料負担者)および満期返戻金
受取人である積立保険の場合、
「(満期返戻金+配当金−合計支払保険料−特別控除50万円)÷2」
が課税対象になり、複数の積立保険が同一年度に満期にな
った場合、各々の積立保険の満期返戻金・配当金から特別
控除50万円を差し引くことができる。
2)積立傷害保険の満期返戻金・配当金について、@保険料の
払込方法が一時払いである、A保険期間が5年以下である
(保険期間が5年を超える契約を5年以内に解約した場合を
含む)、B補償倍率が5倍未満であるという3つの要件すべ
てに合致する場合は、
(満期返戻金または解約返戻金+配当金−合計支払保険料)
に対して20%(所得15%、住民税5%)の源泉分離課税が
適用される。
3)B氏(個人)を契約者(保険料負担者)、B氏の妻を年金
(給付金)受取人とする年金払積立傷害保険の場合、年金
(給付金)を受け取ったB氏の妻には、雑所得として所得
税・住民税のみが課税される。
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【解答】2)
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【解説】
1)誤り。同一年度に複数の満期契約があった場合、または他
の一時所得があった場合は、特別控除50万円はその年の一
時所得全体から差し引く。各々に適用されるわけではない。
整数年になり、かつ保険期間の年数が限度になる。
2)正しい。
3)誤り。契約者(保険料負担者)と年金(給付金)受取人が
異なる年金払積立傷害保険の場合、年金(給付金)受取人
には、雑所得として所得税・住民税のほか、年金(給付金)
受給開始の時点で、年金受給権の贈与があったものとみな
され、贈与税が課税される。
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【次回の予告】
”損害保険料控除”について
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