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共にめざそう!FP3級
〜ライフプランニングと資金計画編〜
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2003/06/13号 No.0059
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皆さんこんにちは!ヨッシーです。
いよいよ梅雨入りでしょうか。
早く梅雨が明けて、夏にならないかな・・・
【今日のお題】
●普通傷害保険
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普通傷害保険は、国内・国外を問わず、家庭内・職場内・通
勤途中・旅行中など、日常生活のあらゆる局面において不慮の
事故でケガをし、そのケガによって死亡したり、後遺障害が生
じたり、また入院や通院をした場合に保険金が支払われるもの
で、傷害保険のなかでも最も基本的な保険である。
保険金は「急激・偶然・外来」の事故により身体に傷害を被
った場合に、支払いの対象になる。「急激」とは、突発的に発
生した事故が原因となり、その結果生じる傷害までの過程が直
接的で、かつ時間的間隔がないことを意味する。
一方、「偶然」とは予知されない出来事を、「外来」とは傷
害の原因が被保険者の身体の外からの作用によることをいう。
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【今日の問題】
普通傷害保険で保険金支払いの対象になるケースとして、次
のうち正しいものはどれか。
1)A氏は、帰宅途中に駅構内の階段で足を踏み外して転倒し、
ケガで入院した。
2)B氏は、旅行先で食べた弁当が原因で細菌性食物中毒を起
こし、入院した。
3)C氏は、無理をしてストレスが重なったため胃かいように
なり、入院した。
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【解答】1)
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【解説】
1)正しい。帰宅途中における急激・偶然・外来の事故によっ
て身体に被った傷害であり、免責条項にも該当しない。
2)誤り。細菌性食物中毒は、保険金支払いの対象にならない
(海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険では保険金支払い
の対象になる)。なお、日射病や熱射病の場合も同様に保
険金支払いの対象にならないので、注意を要する。
3)誤り。設問は被保険者の疾病であり、しかも「無理をして」
ストレスが重なり胃かいようになったので、急激・偶然・
外来の事故により身体に被った傷害には該当しないことに
なる。
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【次回の予告】
”満期返戻金の分割支払い”について
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それではまた!
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