当サイトでは、ファイナンシャル・プランナー(FP3級)の例題を紹介。 無料メルマガ『共にめざそう!FP3級』で配信した情報を掲載。
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 共にめざそう!FP3級 〜ライフプランニングと資金計画編〜 -------------------------------------------------------- 2002/12/19号 No.0014 -------------------------------------------------------- 皆さんこんにちは!ヨッシーです。 何だか風邪をひいてしまいました。明日は熱で辛そうな予感が ・・・皆さんは、風邪には注意してくださいね。 【今日のお題】 ●退職後の健康保険 -------------------------------------------------------- (1)任意継続被保険者制度 継続して2ヶ月以上健康保険に加入した人が、退職後原則 2年間は同様の健康保険で治療が受けられる制度である。 ただし、保険料は全額自己負担になる。 (2)継続療養制度 継続して1年以上健康保険に加入した人が、在職中に初診 日があった傷病について初診日から5年間は健康保険による 治療が受けられる制度である。保険料は不要である。ただし、 在職中に初診日のある傷病しか利用できないことに注意を要 する。 (3)退職者医療制度 厚生年金保険(または共済組合保険)に20年以上(期間 短縮特例に該当すればその期間)または40歳以後10年以 上加入していた人が、市区町村の窓口に年金証書等を提示し て、60歳以後老人保険制度の適用を受けるまで、特別に健 康保険と同様の負担割合で治療を受けられる制度である。 -------------------------------------------------------- 【今日の問題】 退職後の健康保険に関する次の記述のうち、正しいものはど れか。 1)継続して2ヶ月以上健康保険に加入していた人は、継続療 養制度により在職中に初診日があった傷病について初診日 から5年間は健康保険と同様の治療が受けられる。 2)厚生年金保険の加入期間が20年以上ある人は、原則とし て60歳から老人保険制度の適用を受けるまで、国民健康 保険の退職者医療制度による治療を受けることができる。 3)健康保険の継続療養制度を申請した場合は、他の家族の健 康保険の被扶養者になることはできない。 -------------------------------------------------------- 【解答】2) -------------------------------------------------------- 【解説】 1)誤り。継続療養制度は健康保険に1年以上加入していない と利用できない。 2)正しい。 3)誤り。継続療養制度利用者は、他の傷病については国民健 康保険の被保険者や健康保険の被扶養者などとして治療を 受けることになる。 -------------------------------------------------------- 【次回の予告】 ”健康保険の医療費負担”について -------------------------------------------------------- このメールマガジンに関するご意見・ご質問は、 ysm_isp@infoseek.jp までご連絡ください。 それではまた!
サラリーマン等が退職後加入できる公的医療保険制度は次の4つです。