必要保障額 - FP3級の過去問題・試験問題・例題を取り上げ、解説付きで説明するメルマガ「共にめざそう!FP3級」のバックナンバーを掲載。

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                  共にめざそう!FP3級
            〜ライフプランニングと資金計画編〜
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                 2002/12/06号 No.0010
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 皆さんこんにちは!ヨッシーです。

とうとうこのメルマガも10回目を迎えました。
より良いメルマガになるようがんばります。
皆さんもご意見をどしどしメールしてください。

【今日のお題】

●必要保障額

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【ポイント】

 遺族の必要保障額における遺族生活資金は、亡くなった本人
にかかっていた生活費を差し引いた金額を考え、次のように算
出する。

(1)家族の生活資金

 現在の月間生活費×0.7×12ヶ月×(22歳−末子の現在年齢)

(2)妻の生活資金

 現在の月間生活費×0.5×12ヶ月×末子22歳時の妻の平均余命

 末子22歳時の妻の平均余命は、現在の平均余命よりも年齢
が高くなっている分、平均余命が長くなっており、遺族の生活
資金を考える上でより安心な金額を導くことができる。

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【今日の問題】

 遺族の必要保障額の一般的な計算方法に関する次の記述のう
ち、正しいものはどれか。

1)遺族の生活費としては、子供が独立するまでは年間生活費
  の70%、その後は年間生活費の50%で計算する。

2)寡婦期間の妻の日常生活費の計算では、妻の現在の平均余
  命から子供が独立するまでの年数を差し引いた年数で計算
  する。

3)必要生活資金は、遺族の総生活費から公的年金・死亡退職
  金・弔慰金を差し引いた金額で計算される。

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【解答】1)

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【解説】

1)正しい。

2)誤り。寡婦期間の妻の日常生活費は末子22歳時の妻の平
  均余命を用いて計算する。

3)誤り。弔慰金は葬式などの必要費用に充当されると考え、
  差し引かないで計算する。

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【次回の予告】

 ”物価上昇と運用利回り”について

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までご連絡ください。
それではまた!
					
過去問お題:
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