当サイトでは、ファイナンシャル・プランナー(FP3級)の例題を紹介。 無料メルマガ『共にめざそう!FP3級』で配信した情報を掲載。
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 共にめざそう!FP3級 〜ライフプランニングと資金計画編〜 -------------------------------------------------------- 2002/12/02号 No.0008 -------------------------------------------------------- 皆さんこんにちは!ヨッシーです。 いよいよ今年のカレンダーも最後の1枚となってしまいました。 皆さん、最後の1ヶ月、がんばっていきましょう!! 【今日のお題】 ●顧客ニーズ別資金運用 -------------------------------------------------------- -------------------------------------------------------- 【緊急予備資金】 親戚の突然の不幸、お祝い事、自動車の故障、万一の場合の 葬儀費用などの不意の出費は、必要になる時期が予測できない ため、換金性とあわせて安全性・確実性のある資金運用を心が ける必要がある。 【子供の教育資金】 安全重視型の資産運用が望まれる。準備していた金額が運用 の失敗によって割り込むことになった場合、予定していた進学・ 入学を中止しなくてはならないことになり、子供の将来さえも 左右することになるからである。 【老後準備資金】 安全に資金を運用して確保することが必要である。また、老 後準備資金として退職金を運用する場合は、一般的には、何種 類かの金融商品を組み合わせて、急な資金需要にも応えられる よう分散投資することが必要である。 -------------------------------------------------------- 【今日の問題】 各顧客ニーズに対するアドバイスとして、適切なものはどれ か。 1)緊急予備資金として準備する金融商品は、すぐに換金でき るように株式などで準備するようにアドバイスする。 2)子供の教育資金として準備する金融商品は、確実に資産を 増加させるために安定重視型の投資信託に投資するようア ドバイスする。 3)老後準備資金として退職金の運用を行う際の金融商品とし ては、安全性を最も重視し、収益金も見込めるワイドなど に全額を預けるようアドバイスする。 -------------------------------------------------------- 【解答】2) -------------------------------------------------------- 【解説】 1)適切でない。株式投資は価格変動リスクを伴い、換金も売 買成立後4営業日目であるため、緊急予備資金としては適 切でない。 2)適切である。 3)適切でない。老後準備資金としての退職金の運用では、 一般的には、急な資金需要にも対応できるように分散投資 をしておく必要がある。 -------------------------------------------------------- 【次回の予告】 ”ライフプランと生命保険”について -------------------------------------------------------- このメールマガジンに関するご意見・ご質問は、 ysm_isp@infoseek.jp までご連絡ください。 それではまた!
人生のさまざまなライフステージにおける目標を達成していくためには、 その裏付けとなるお金の準備とその方法(すなわち、マネープラン)が重要になってきます。 ライフステージ別に目的や時期、金額を把握し、それにあった運用方法を考えていくことが基本になる。