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共にめざそう!FP3級
〜ライフプランニングと資金計画編〜
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2002/11/XX号 No.0006
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皆さんこんにちは!ヨッシーです。
先週の金曜日は、すごく冷え込みましたね。
秋もいつのまにか過ぎ去ってしまい、冬の季節到来といったと
ころでしょうか。なお、私は夏が好きなので(ということは冬
は嫌い)、ちょっとこの季節は辛いです。
【今日のお題】
●顧客相談とコンプライアンス(2)
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【リスクについて】
個人の顧客などで外貨預金のリスクについて知識が乏しいと
判断される場合、為替の変動など外貨預金取引に関わるリスク
について充分認識してもらうことが必要である。
なお、実務ではリスクの説明を受けた旨の「確認書」などを
徴求する場合がある。
【本人確認】
どのような取引を行う場合でも金融取引では、新規取引顧客
の口座開設は本人確認を行わなければならない。マネーロンダ
リングの防止上、
金融機関は
@本人確認
A疑わしい取引の届出
B本人確認実績報告
Cマネーロンダリング担当責任者の設置
が義務付けられている。
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【今日の問題】
FPが行う顧客との相談に関する次の記述のうち、最も適切な
ものはどれか。
1)顧客が自ら外貨定期(為替予約なし)を希望したので受け
入れた。顧客は他で外貨預金を行っており、為替の差損益
などのリスクは承知していると判断されたので、特に詳し
い話をしなかった。
2)顧客から他社の投資新商品について説明を求められた。
自社と関連のある会社の商品であるので、安心して投資す
るように説明した。
3)大切な顧客からの紹介で大口の新規取引口座の開設の申し
込みがあったので、特に本人確認の書類を徴求せずに取引
を開始した。
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【解答】1)
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【解説】
1)適切である。
2)適切でない。投資商品はその説明にあたって、リスクにつ
いての説明が必要で、本例のような「安心して投資するよ
うに」説明したことは不適切である。
3)適切でない。取引先からの紹介である場合も、新規取引口
座については本人確認が必要である。
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【次回の予告】
”金融商品のリスクとリターン”について
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それではまた!
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