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人はそれぞれ自分の価値観に基づく生き方、人生の目的をもっています。 この価値観や目的をライフデザインといいます。ライフプランニングとは、 ライフデザインに応じた自分と家族の生活設計、 つまり生涯の生活設計(ライフプラン)を立てることです。

ライフプランは、夢すなわち生きがいを中心とした精神的な面が 重要な役割を占めますが、それを支える基盤として、経済面と健康面を抜きには語れません。 つまり、ライフプランはそれを支える3つの領域から構成されています。

ライフプランを実現するためには、経済的な計画が必要不可欠です。 つまり、ライフプランニングとは、ライフプランの中の経済面に的を絞って、 これを実現するために必要な資金を把握し、現状の資金と比較しながら 資金計画を立てていくことです。

ライフプランニングは、ライフイベントごとに、 個別にプランニングすることができます。 教育資金設計、住宅資金設計などが典型的な例です。

ライフプランニングに関する過去問題はこちら

それぞれがライフデザインに基づいたライフプランを設計していかなければなりません。 ここで、一般的な年代ごとのライフイベントとその特徴を把握しましょう。

  1. 独身期(20代前半)

    学生時代が終わり、就職する時期です。 就職後1年程度経過すると、落ち着いて物事を考えられるように なってくるでしょう。 独身期には、まだ自分自身のライフデザインが確立されていません。 したがって、自分自身のライフデザインを確立していくとともに、 社会生活における基本的な知識を身に付ける時期です。 具体的には、貯蓄や運用の仕方、保険加入にあたっての知識、 ローンやクレジットの知識などを身につけていく時期です。

  2. 家族形成期(20歳代後半から30歳代前半)

    仕事も落ち着いてきて、自分自身のスキルを磨く時期に入ってきます。 同時に、人生のよきパートナーをみつけ、家族を形成する時期でもあります。 この時期は、大きなイベントが控えていることから、さまざまな準備が必要です。

    まず、結婚資金の準備が必要です。結婚して子供ができれば、 出産資金や教育資金の準備も考えていかなければなりません。 また、住宅取得という目標に向けての準備段階でもあります。

  3. 家族成長期(30歳代後半から40歳代前半)

    この時期は、住宅の取得が現実問題として起こります。 また、子供たちも成長し、進学問題や車の買換えなど人生のなかで もっとも出費がかさむ時期でもあります。 慎重に計画し、実行に移さなければなりません。

    また、親の介護や相続等についても考えはじめたり、仕事面では 転職や独立といった問題が生じやすい時期でもあります。

    ライフプランを設計するにあたって、子供のいない場合を除いた 一般的な家庭のもっとも大きな資金需要は、住宅資金、教育資金、老後資金の 3つです。

  4. 家族成熟期(40歳代後半から50歳代)

    仕事面では、最も脂がのる時期です。 また、教育費や住宅ローンの返済などを考えながら、親の介護などと共に 自分自身の老後の問題を考えていく時期でもあります。 40歳代後半に、公的年金の加入歴を調べたり、健康面でも その増進について心がけるとともに、 男性・女性特有の疾病に関する医療保険の見直しも考えると良いでしょう。

  5. 定年退職期(60歳前後)

    人生のおもなライフイベントを経て、第2の人生がスタートします。 退職後に再就職するかどうかも含めたプランニングが重要な問題になります。 また、退職後は、介護を含めた医療保険や年金、 雇用保険など公的な制度との付き合いが最も多くなる時期です。 これらの知識を身に付けておかなければなりません。また退職後は、 健康や精神的な生きがいも重要な要素になってきます。



人生のさまざまなライフステージにおける目標を達成していくためには、 その裏づけとなるお金の準備とその方法(すなわち、マネープラン)が重要になってきます。 ライフステージ別に目的や時期、金額を把握し、それにあった運用方法を考えていくことが 基本になるでしょう。

また、具体的な金融商品の選択にあたっては、その時々の経済情勢や金利水準等に 応じて、適したものを選択していく必要があります。さらに、リスク許容度も考慮し、 リスクのとりすぎや偏りがないように複数の金融商品を組み合わせ、 ポートフォリオで運用を考えることが重要です。

ライフステージごとのおもな目的と一般的な準備の方法については以下のとおりです。

  1. 独身期(20歳代前半)
    • 結婚資金の準備・・・預貯金の積立て、財形貯蓄等
    • 車の購入代金・・・預貯金の積立て、財形貯蓄等
    • 目的が定まっていない将来のための資金・・・財形貯蓄、投資信託、株式投資等
  2. 家族形成期(20歳代後半から30歳代前半)
    • 結婚資金の準備・・・預貯金等の安全性を重視した積立てと運用
    • 住宅取得の頭金準備・・・財形貯蓄、住宅積立貯金、住宅債券積立(つみたてくん)等
    • 教育資金の準備・・・学資保険、こども保険、財形貯蓄、預貯金や投資信託の積立て等
    • 老後資金など将来のための資金・・・財形貯蓄、個人年金保険、投資信託、株式投資等
  3. 家族成長期(30歳代後半から40歳代前半)
    • 住宅取得の頭金準備・・・財形貯蓄、住宅積立貯金、住宅債券積立(つみたてくん)等
    • 教育資金の準備・運用・・・預貯金や投資信託など比較的安全性を重視した運用
    • 老後資金など将来のための資金・・・投資信託や株式投資など多少リスクをとった運用
  4. 家族成熟期(40歳代後半から50歳代)
    • リフォーム資金の準備・・・財形貯蓄、預貯金等
    • 老後資金の準備・・・積立てを継続しながら貯まったお金を運用、投資信託や株式投資等
  5. 定年退職期(60歳前後)
    • リフォーム資金・・・安全性を重視した預貯金等による運用
    • 医療費等に備えるための資金・・・医療保険、預貯金
    • ゆとりのある老後生活資金・・・余裕資金の量に応じた運用、預貯金、投資信託、株式投資等


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