たとえば、金融資産の運用に関しては「投資顧問業法」、
不動産の売買などについては「宅地建物取引業法」、
保険分野では「保険業法」、相続問題では「弁護士法」、
税金に関しては「税理士法」にそれぞれ抵触してはならない。
FPは、これらの法令を遵守しその業務にあたらなければならない。
「法令遵守」はFPにとって最も重要な職業倫理である。
【関連業法に係る禁止事項の例】
- 投資顧問業法:
- 業法に規定する投資顧問業者以外の者が投資判断を行うことを禁じている。
- 宅地建物取引業法:
- 宅地建物取引業の免許を持たない者が不動産の売買や賃貸の媒介などを行うことを禁じている。
- 保険業法:
- 業法に規定する保険募集人以外の者が保険募集を行うことを禁じている。
- 弁護士法:
- 非弁護士による一般の法律事務の取り扱いを禁じている。
- 税理士法:
- 非弁理士による税務代理、税務申告、税務相談を禁じている。
法令遵守に関する過去問題はこちら
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