一般的に、「こども保険」は、月々保険料を支払ってお金を積み立て、
出費がかさむ入学の節目(特に高校、大学入学時)に受け取る仕組みになっています。
つまり、教育資金のために考えられた専門の保険商品です。
- こども保険のメリット、デメリットは?
メリット |
デメリット |
・高校入学、大学入学を前提に逆算して貯めていく方式ですから、
計画的に貯められる。
・「こどものためのお金は途中で解約しづらい」ので確実に貯めやすくなる。
・15〜22年という長い時間をかけて貯めるため、
月々の支払いを無理なく設定しやすくなる。
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・他の金融商品と比較して、やや金利が悪い。
・元本割れをする商品も多い。
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- こども保険の種類は?
こども保険商品は、多くの生命保険会社などから発売されていますが、
大きく分けて、以下の2つに分けることができます。
- 積み立てて教育資金を用意する「貯蓄」の部分を重視する「貯蓄重視型」
- 親やこどもに万一があったときの「保障」を重視する「保障重視型」
| | 貯蓄重視型 | 保障重視型 |
貯 蓄 性 | 子供の教育資金準備 |
払い込み保険料総額より 学資金の受け取り総額の方が多い |
払い込み保険料総額より 学資金の受け取り総額の方が少ない |
保 障 性 |
子供の 医療保障 |
なし | あり |
子供の 死亡保障 |
既払込保険料相当額に抑えてある |
大きめな死亡保障 |
契約者の死亡保障 |
死亡以降の保険料払い込み免除で、教育資金は確保 |
死亡以降の保険料払い込み免除で、教育資金は確保 |
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